秋の気配が濃厚になってきました。
7月から開始となった今シーズンの税務調査。
当事務所のお客様の会社では、
1件が進行中で、
1件が税務署内での審査中です。
そして、
本日より、
3件目の税務調査が開始となりました。
そこで、
私と当事務所スタッフ1名が、
お客様の会社にお伺いして、
税務調査に立ち会いました。
今回の税務調査は、
税務署職員1名で、
本日から2日間の予定です。
このお客様の会社は、
前回の税務調査より、
3会計期間以上が経過しているので、
会社としても、
当事務所としても、
実施が予想されていた税務調査です。
10時前に税務署職員1名が登場。
60歳前のベテラン職員です。
午前中は、
会社の概況を、
会社側から聴取。
そして、
1時間の昼休みの後から、
個別具体的な項目の調査です。
書いて問題のない範囲で個別具体的な項目を記載すると、
以下となります。
1・
前期と比較して、
金額が増えている費用のチェック。
2・
売上高と売上原価が同一の会計期間に計上されているかを確認。
3・
決算月に支出された外注費の検証。
4・
免税売上の検証。
上記の1は、
具体的には、
修繕費と接待交際費です。
修繕費は、
修繕の内容を確認して、
資産計上ではないのかのチェックが行われました。
また、
接待交際費も増加していたので、
接待先の確認などが実施されました。
上記の2と3は、
利益が不当に圧縮されていないかのチェックです。
4は、
消費税の申告内容の検証です。
本日は、
16時過ぎに、
第1日目の税務調査が終了。
本日の調査内容は、
予想された事項についての調査でした。
明日は、
決算月に支出された外注費の更なる検証と、
人件費に関連する源泉所得税やそのほかの経費の調査を実施するのではと、
予想しています。
また、
研究開発費や人件費に関する税額控除の税制を適用して、
法人税の納税金額を減らしているので、
これらの税額控除が、
適用要件を満たしているかの検証も実施されると予想しています。
明日の第2日目も、
油断することなく、
税務調査の立ち合いを実施します。