ブログの更新のタイミングが遅くなってしましましたが、
当事務所のお客様の会社で、
8月に税務調査が実施され、
9月に修正申告書を提出して、
終了した税務調査について報告します。
修正申告した内容は、
以下の2点です。
1・仕掛品の追加計上
翌期の売上高に対応する原価があり、
これまでは、
外注費のみを仕掛品として計上していました。
しかし、
税務署の指摘があり、
協議した結果、
お客様の会社の従業員で、
当該案件に関与していた時間に対応する人件費(主に給料)も計上するということで合意し、
仕掛品を追加計上しました。
2・前払費用への計上漏れ
前払費用に計上するべき経費が、
計上漏れで、
経費となっていたので、
前払経費に計上しました。
修正申告するべき事項は、
この2件のみです。
この2件は、
当会計期間に計上するのか、
次の会計期間に計上するのかという話だし、
過少申告加算税や延滞税の金額は、
企業規模から判断すると、
僅少です。
したがって、
会社の社長さんや社員のみなさんも、
「3会計期間の税務調査がこれで終了となるなら、
問題ありません」と言っていただきました。
当該税務調査に協力していただいた会社の社長さん、
経理のスタッフのみなさん、そして、当事務所のスタッフに感謝です。
なお、
本日現在、
税務調査に着手したけど、
修正申告書を提出していないお客様の会社が4社あります。
お客様の希望に沿う結果になるように、
税務署との交渉、
頑張ります!